次世代のMac Proはどんな形に進化していきますか?
「拡張性」「象徴性」「プロ用途の特化」のどれを軸に進化するかによって、Mac Proが単なる「ハイエンドMac」から抜け出せるかが決まると思われます。
記事の前半では、AppleのハイエンドPC「Mac Pro」の歴史と変遷、そして現行モデルが抱える問題点について、AIと一緒に考えていきました。
後編となる今回は、そんなMac Proが次世代で大きく輝きを取り戻すためには「何が求められるのか」について、AIの意見を聞きながら探っていきます。
世界のMac Proユーザーが納得できるデザインと機能は、果たして実現するのでしょうか?
それでは早速見ていきましょう!
次世代Mac Proの予想図
象徴性を維持
Appleは、Mac Proのタワーデザインを「ブランドイメージの象徴」として残す道を選ぶ可能性があります。
CPU機能とGPU機能が一体化され、メモリ増設も不可能となっている筐体は拡張性が失われるため、大きくある必要はないのですが、あえて維持する進化の方向性です。
「大きな筐体=ハイエンド」というイメージを利用し、フラッグシップモデル感を出すのではないか、というのがAIの予想図ですが、皆さまはどう思われるでしょうか。
見た目はカッコ良いかもしれませんが、どこか空虚なイメージですね・・。
グラフィックボードに触れた記事では、パーツが大型化する要因として主に排熱問題があることを書きましたが、Appleシリコンと今の筐体はサイズが釣り合いません。
すでにMac StudioでAppleシリコン搭載PCの理想的なサイズが出来上がっているため、この方向性で次世代モデルを生み出すことは考えにくいのですが、果たしてどうでしょうか。
Mac Studioとの統合・再編
例えば、「Mac Studio Pro」のような中間的なモデルが登場し、Mac Proがフェードアウトする可能性も否定できません。
AppleがMac Proの持ち味でもあった拡張性やカスタマイズ性を完全に捨てた未来です。この未来ではMac Proが存在意義を失い、自然と消滅していくことが考えられます。
コンスタントに新モデルを登場させ、ユーザーに乗り換えを強く促していくAppleの製品供給スタイルを見ると、これもあながち間違った未来ではないのかもしれませんね。
Appleはすでに「Pro」の名称をiPhoneやiPadなど様々な製品に付けているので、ネーミングスタイルとしての価値が薄れているかもしれません。
次世代ワークステーションへの進化
Mac Proが小型化しないのであれば、次世代のAI研究や大規模な3Dレンダリングなどに特化したワークステーションになるシナリオも考えられます。
このシナリオでAIは、新型Mac Proが「AIアクセラレーターカード」を追加実装できるモデルへと変貌していく、という「気になる未来」を描いてくれました。
AIアクセラレーターカードとは、ディープラーニングなど「高負荷なAI計算」を高速化するための専用プロセッサを搭載している拡張カードのことです。
代表的なAIアクセラレーターにはTPU、NPU、FPGAなどの種類があり、NVIDIAのN100、AMDのInstinctなど、AI向けに最適化されたGPUもこの部類に入ります。
Apple独自のAIアクセラレーターカードが登場する可能性も考えられます。
カードを追加するとAI計算能力が飛躍的に向上、面白そうな進化ですね!
実現しても価格面がとんでもないことになりそうですが、ワクワクする未来であることは確かです。これなら筐体の大きさにも「意味」を持たせることができます。
AI分野ではやや遅れを取っている感もあるApple。このシナリオを採用することで一気にハイエンドワークステーションの地位を奪還できるかもしれません。
そして何より、「Pro」という名称に恥じることがない完全プロフェッショナル向けのパソコンとして、研究者や企業から注目を集める存在へと進化していくことでしょう。
まとめ
前編と後編に分けてお届けしたMac Proの未来、いかがだったでしょうか。まだMac Proには輝ける未来が残っていることが分かり、個人的には嬉しいです。
個人でもAIの計算能力を存分に活用できる未来を望んでいる身としては、AIアクセラレーターカードが価格面で身近な存在になってほしいと思います。
Appleが将来のMac Proでモジュール型AIアクセラレーターを提供するなら、それが新しい市場のスタンダードになるかもしれません。
AIによると動画編集、画像生成、音声認識などの分野で、AIアクセラレーターカードをプラグイン感覚で利用できる未来が訪れる可能性もあるそうなので、非常に楽しみです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
記事が気に入った方は、ぜひシェアとフォローをお願いいたします!
コメント