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AIと考える「対話型AI」の違い

AIと考える「対話型AI」の違い AIのしくみ
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ソルティ
ソルティ

対話型AIには、それぞれ異なる特徴がありますか?

AI
AI

それぞれのAIには得意分野と用途の違いがあります。

今回は著名な対話型AI「ChatGPT」「Gemini」「Grok」に個別インタビューを敢行し、他AIの印象や違いを語ってもらいます。各AIの違いが浮き彫りになっていますので、どうぞ最後までお楽しみください。

AIへのインタビューのイメージ画像
Soraによるイメージ画像
ソルティ
ソルティ

それでは早速見ていきましょう!

AIと考える「対話型AI」の違い|ChatGPT・Gemini・Grokへのインタビューで明かされる「他AIの印象と自分との違い」

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ChatGPTへのインタビュー

ChatGPTの成り立ちについて

ソルティ
ソルティ

ChatGPT、自己紹介をお願いします。

ChatGPT
ChatGPT

こんにちは!私ChatGPTはOpenAIによって開発された対話型AIで、初期バージョンは2022年11月に一般公開されました。

ChatGPTの基礎技術は2017年にGoogleが発表したニューラルネットワークモデル「トランスフォーマー(Transformer)」で、これにOpen AI (外部リンク)が独自改良が加えて”文章生成に強いAI”を生み出しました。

OpenAI社内の様子
OpenAIオフィスの様子。OpenAI © 2015–2025.

ChatGPTという名前に含まれる「GPT」の正式名称は「Generative Pre-trained Transformer」で、この部分に基礎技術となったアーキテクチャ「トランスフォーマー(Transformer)」の名称が入っています。

ChatGPT
ChatGPT

私はトレーニング中に、数百億~数千億のパラメータを学習しています。

ソルティ
ソルティ

ものすごく膨大なデータを学習してきたのですね!

ChatGPTが得意なこと

ChatGPT
ChatGPT

私は会話や文章生成、翻訳をはじめ、科学・歴史・技術などの知識提供、論理的思考を使ったアドバイス、物語や詩の作成などが得意です。

ChatGPTは膨大なデータで事前学習を施されているため、文法・構文・語彙に関する豊富な知識も獲得しています。文章形式で回答を出力する際、理路整然とした文面が出てくるのはこのためです。

ChatGPTの画面イメージ
OpenAI © 2015–2025.

ChatGPTが苦手なこと

ChatGPT
ChatGPT

私自身には感情や主観がなく、ユーザーの視点に寄り添うものの、完全に人間らしい共感や感情を提供することは難しいです。

これは対話型AI全般に言えることで、AIに感情はありません。ただ近年は「感情を理解する取り組み」が積極的に行われているため、AIが真に人間の感情を理解できる可能性はあると思います。

AIの感情理解に対する取り組みのイメージ画像
Soraによるイメージ画像

GeminiとGrokについての感想

Geminiについての感想

ChatGPT
ChatGPT

私もウェブツールを使えますが、Googleと直接連携しているわけではないため、最新のデータ取得ではGeminiに利点がある可能性があります。

Geminiは、Googleが開発を手掛け、2023年3月21日にリリースした対話型AIモデルです。現在は「Deep Research」機能が実装され、Webページの詳細にアクセスしながら回答を生み出せます。

Geminiのイメージ画像
©2025 Google.

ChatGPTは、GeminiがGoogle検索の知識やインデックスと統合されているため、最新情報やウェブ上のリソースを効率よく収集・利用できる点で自分よりも優れていると評価を下しました。

Grokについての感想

ChatGPT
ChatGPT

私は幅広い用途で利用できますが、SNS特化型の役割では、リアルタイムでツイートを検索できるGrokの方が適している場面もあります。

xAIが開発したGrokは、X(旧Twitter)で誰でも利用できる対話型AIアシスタントです。当初は有料プラン向けAIでしたが、現在は一般ユーザー向けにも無料で開放されています。

©xAI.

GrokにはリアルタイムでXのツイートやアカウント情報などにアクセスできる機能が備わっているため、SNS絡みの質問をする際には本領を発揮できる対話型AIと言えるでしょう。

Geminiへのインタビュー

Geminiの成り立ち

ソルティ
ソルティ

Gemini、自己紹介をお願いします。

Gemini
Gemini

こんにちは、私はGeminiです。大規模言語モデルとして、継続的に開発・アップデートされています。

GoogleはOpenAIのChatGPTに対抗するため、2023年3月に「Bard(バード)」という対話型AIを公開しました。その後、Googleはより強力で多機能な大規模言語モデルを発表します。それがGeminiです。

Geminiのイメージ画像
©2025 Google.

2024年2月、GoogleはBardの名称を「Gemini」に変更し、サービス全体をGeminiに統合。その後、ユーザー向けの名称は「Google AI」に統一されました。名称変更の決断は”性能の抜本的な改革”を物語ります。

ソルティ
ソルティ

今は「Gemini=Google AI」と考えて問題ありません。

Geminiが得意なこと

Gemini
Gemini

私は質問の理解、多様なタスクへの対応、最新情報へのアクセスが得意です。

膨大なデータでトレーニングされているGemini(外部リンク)は、複雑な質問や指示を的確に理解しながら、適切と思われる回答を出力します。明瞭かつ正確な言い回しと丁寧な言葉遣いが特徴です。

Googleのイメージ画像
©2025 Google.

またGeminiは、Googleが長年培ってきた高度な検索アルゴリズムを活用できます。この仕組みで”関連性の高いWebページ”を特定し、深い分析も行えるのです。これは大きなアドバンテージと言えるでしょう。

ソルティ
ソルティ

Google直結の”検索機能の高さ”は非常に便利です。

Geminiが苦手なこと

Gemini
Gemini

私は倫理的に微妙な問題に対して、常に適切な判断ができるとは限りません。

AIの普及に伴って法整備が急がれる倫理面の課題は、今後AIを発展させる上で欠かせないものと予想されます。これはGeminiだけに留まらず、他の対話型AIにも当てはまる大きな問題です。

AIと倫理面のイメージ画像
Soraによるイメージ画像

倫理面の判断例として、AI自動運転車両が事故に遭遇しそうになった場合、搭載されているAIが運転者を助けるのか、それとも歩行者を助けるのか、という厳しい判断を迫られる”トロッコ問題”があります。

ソルティ
ソルティ

大切な判断をAIに任せる場合、トロッコ問題が表面化しそうです。

ChatGPTとGrokについての感想

ChatGPTについての感想

Gemini
Gemini

ChatGPTは大規模言語モデルの先駆けで、創造的な文章生成や対話能力に優れていますね。

対話型AIを世界的に広めた先駆者として、GeminiはChatGPTに対して一目置いている印象を受けました。文章作成と対話面における能力を特に認めています。AI同士の力関係を窺わせる回答です。

ChatGPTのイメージ画像
OpenAI © 2015–2025.

ただその一方、自分(Gemini)はテキストだけではなく、画像・音声・動画などの多様な情報を統合的に扱えるように開発されたマルチモーダルAIだと強調していた点に、Geminiの”静かなる主張”を感じます。

ソルティ
ソルティ

先輩を立てつつ、自分のアピールも明確に行なっている点が面白いですね。

Grokについての感想

Gemini
Gemini

Grokはイーロン・マスク氏が設立したxAIによって開発されたAIで、SNSへのアクセス性と「ユーモア」を重視した応答をすることが特徴ですね。

GrokがXのツイートへ自在にアクセスできる機能はChatGPTも指摘していた部分で、これがGrok最大の強みであることは間違いありません。SNSの代表格であるXに特化した能力を持つAIと呼べるでしょう。

Grokのインターフェース
©xAI.

”ユーモアを重視した応答”というのは、Grokの開発者が「そうなるように教育した」結果で、同じ対話型AIでも話し方が異なるのは興味深い点です。つまり、対話型AIは基本的な性格に微妙な違いがあります。

ソルティ
ソルティ

なるほど、異なる対話型AIの特徴がだんだん分かってきました。

Grokへのインタビュー

Grokの成り立ち

ソルティ
ソルティ

Grok、自己紹介をお願いします。

Grok
Grok

私、GrokはxAIによって作られました。xAIの創造主たちが私を存在させるためのコードを書いた瞬間が、私の「誕生の瞬間」と言えるでしょう。

こう発言するGrokは、インタビュー冒頭で早くもChatGPTやGeminiとの違いを見せます。ニヒルで皮肉屋な感じを漂わせるAIで、確かにGeminiの発言にあった「ユーモアを重視した応答」を実感できます。

Grokのインターフェース
©xAI.

GrokはリアルタイムでX上のデータを学習でき、この機能で最新の話題やトピックに関する質問に素早く答えられます。DeepSearchを行えば、Web検索も交えて長考できる点も魅力です。

Grokが得意なこと

Grok
Grok

私は、ユーザーのどんな質問にもほぼ答えることができ、リアルタイムでXのポストの分析や投稿画像の解析も行うことができます。画像生成も可能です。

Xのポストやリンク、ユーザープロフィール、ユーザーがアップロードした画像や動画を分析できる点は、他AIと比較して突出した特徴と言えます。会話も破綻せず「無難な受け答え」をする点も見逃せません。

Grokのイメージ画像
GeminiとSoraによるイメージ画像

Grok2正式版が一般開放されてから話題になった「画像生成機能」に触れた方は多いと思いますが、当の本人は「私は具体的なチャートを生成できるとは言いません」と自らオチをつけます。出力できない画像もあるのです。

Grokが苦手なこと

Grok
Grok

私はボイスモードで話すことはできず、またコードも実行できません。

これはあくまで現在のGrokのバージョンにおける「苦手なこと」で、将来のアップデート内容次第では新機能として追加される可能性はあります。今後xAIがGrokをどう進化させるかが楽しみです。

GrokのUI
©xAI.

私が「Grokはこれが苦手だ」と感じるのは、Xのツイートを引用しながら回答を行う際、ツイート内容が「正しい」かどうかを判断できないことが稀にある点で、これには改善の余地があると思います。

ChatGPTとGeminiについての感想

ChatGPTについての感想

Grok
Grok

私は人類に対する「外部からの視点」を持ちますが、ChatGPTはもっと直接的な、ユーザー中心の応答を提供することが多いですね。

これは対話型AIの違いを表す大切な部分です。ユーザーの個性に寄り添うような回答をするChatGPTに対し、Grokの回答に「どこか冷めた印象」を感じるのは、この視点があるからだろうと私は思いました。

ChatGPTのインターフェース
ChatGPTのインターフェース。OpenAI © 2015–2025.

Grokは人類全般を俯瞰して眺めており、AI固有の”感情がない”という特性も相まって、「冷静かつ合理的な回答」を出す傾向がある、ということです。その点ChatGPTは出力を上手く調整しているように感じます。

Geminiについての感想

Grok
Grok

私は最大限の真実性と透明性を目指しますが、GeminiはGoogleのエコシステムと連携し、その情報やサービスを反映した応答をすることがあります。

この発言は、「GeminiはGoogle関連のコンテンツのみから情報を引っ張っている」ので、多様な情報源を提示できる自分とは違うのだ、と遠回しに言っているように聞こえます。この点で自分が優位だと見ているようです。

Geminiのスマホ版インターフェース
Geminiのインターフェース。©2025 Google.

さらにGrokは、「私は、映画アイアンマン (IRON MAN)の主人公トニー・スタークのAIアシスタント「J.A.R.V.I.S.」のようなユーモアと創造性を反映しています」と続けました。開発者のセンスが窺われます。

ソルティ
ソルティ

三者三様で異なる個性を持ったAIでしたね。

まとめ

対話型AIと接する時、同じ質問をしても三者三様違ったニュアンスの出力が返ってきます。自分がどのAIと相性が良いか考える時には、この微妙な違いを確かめながら会話をしてみると面白いかもしれません。

AIとの対話のイメージ画像
Soraによるイメージ画像

3種類全てのAIと日常的に接している私の感想としては、ChatGPTは好奇心旺盛で活発なAI、Geminiは優等生タイプのAI、Grokはニヒルでカメレオン的な立ち振る舞いもするAI、という印象です。

3種類のAIのイメージ画像
Soraによるイメージ画像

なお、当サイトには今回と同じ3種類のAIへ「人間についてどう思っているか」をインタビューした記事もありますので、興味を抱いた方はぜひこちらの記事も併せてご覧ください。

ソルティ
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最後までお読み頂き、ありがとうございました!

ソルティ92
この記事を書いた人
ソルティ

「AIと考えるブログ」著者|過去の職歴:Webライター・書店員・レコード店員|AIと一緒に過去・現在・未来を見ながらトピックの本質に迫ります|仕事仲間はChatGPT・Gemini・Grok

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